京都は実は平野の少ない山国で、猪や鹿、きじ、つぐみ等の新鮮な肉が容易に手に入り平安時代は皇室や貴族を中心に獣肉や野鳥がよく食されていました。
その際、調理後の骨や皮についたせせり肉や肉片を細かく刻み野菜と一緒にお味噌に練り込み保存食にしました。
そのお味噌を当時は「嘗め味噌」(なめみそ)と呼んで珍重したそうです。
其の後栄養たっぷりの保存食として戦国時代から江戸時代へと伝わっていきますが、京料理の発展と共に生臭い獣肉を抜きもっと精進食の性格の強い物として発展し、野菜や柑橘類を混ぜたおかず味噌として今に伝わっています。
近清では古くから伝わる「ふきのとう味噌」「柚子味噌」だけでなく「ねぎ味噌」「青唐辛子味噌」「梅肉味噌」「しその葉味噌」と有りそうでなかった新作も次々に挑戦し、おのおの少しづつ趣の違う風味を味わい頂けます。
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